何かを選ぶとき、私たちは価格や機能だけで決めているわけではありません。
今の生活に合うだろうか。家族はどう思うだろうか。無理なく続けられるだろうか。これからの自分にとって、よい選択になるだろうか。
一つの選択の後ろには、その人の暮らしや、大切にしているものがあります。
Siipi Siipiが向き合いたいのは、その背景です。女性が自分に必要な情報に出会い、納得して選べること。その選択が、本人だけでなく、家族や次の世代の幸せにもつながっていくことを願っています。
女性と向き合ってきたことが、私の原点です。
私は四人姉妹の長女として育ちました。
身近に女性がいることが、ごく自然な環境でした。その後、女性専用フィットネスで約7年間、インストラクターとして、そして管理職として、多くの女性と向き合ってきました。
そこで接してきたのは、年齢も仕事も家族構成も異なる、一人ひとりの女性です。
「痩せたい」「健康になりたい」という言葉が同じでも、そう思う理由も、踏み出せない理由も違います。仕事や家庭との両立、身体の変化、自分に時間を使うことへの迷い。目の前の希望だけでなく、その方の生活まで理解しようとすることが、支援の出発点でした。
この経験から、私は「女性はこういうもの」と一括りにすることに、違和感を持つようになりました。
大切なのは、女性に好まれそうな表現を選ぶことだけではありません。その人が今、どんな状況にいて、何を願い、どこで迷っているのかを知ること。その姿勢は、今の仕事にもつながっています。
31歳。人生を見つめ直す転機がありました。
私自身も、恋愛、結婚、出産、子育てを経験する中で、仕事や生活の優先順位が変わっていくことを実感してきました。
大きな転機となったのは、31歳のときに経験した流産です。
私にとって、人生のどん底と感じる出来事でした。深い悲しみの中で、それまでの働き方や、自分自身の心と身体との向き合い方を、改めて考えるようになりました。
これから、どう働いていきたいのか。家族との時間と、自分自身の人生を、どう大切にしていきたいのか。
考えた末に、7年間築いてきたキャリアに区切りをつけ、学び直しを経てWebデザイナーへ転職しました。
慣れ親しんだ仕事を離れ、新しい分野で経験を重ねる。その後、第二子を授かり、出産することができました。
失った命への思いは、今も私の中にあります。そして第二子との出会いを、私は「また会いに来てくれた」と感じています。
あの経験は、私が自分の人生に向き合い、変化を選ぶきっかけになりました。
子どもたちの「羽」を、屋号に込めました。
二人の子どもの名前には、どちらも「羽」という漢字が入っています。
「Siipi」は、フィンランド語で羽を意味する言葉です。子どもたちの名前に共通するこの言葉を、屋号にしました。
子どもたちとの経験を通じて気づいたのは、自分の人生を選び、可能性を広げていくことの大切さでした。
母親としての自分も、仕事をする自分も、一人の人間としての自分も。その時々に大切にしたいものに向き合いながら、自分なりの選択をしていく。
その選択が、家族や子どもたちの未来にもつながっていく。
子どもたちの名前を屋号にしたのは、この思いを、自分の仕事の中でも大切にし続けたいからです。
だから、女性の「意思決定」にこだわっています。
何を選んだかという結果だけでなく、そこに至るまでの願いや迷いを理解したい。
それが、私が女性の意思決定インサイトにこだわる理由です。
私自身、人生の段階が変わることで、以前は気にならなかったことが大切になったり、同じ選択でも迷う理由が変わったりすることを経験してきました。
ただ、自分の経験が、すべての女性に当てはまるわけではありません。
自分の経験は、相手の気持ちを決めつけるためではなく、言葉になっていない事情に目を向けるきっかけとして生かしたいと思っています。
実際の顧客の声や相談内容、商品との関わり方を知り、一人ひとりの状況を確かめる。その積み重ねから、「この人は何を知れば、納得して選べるのか」を考えます。
その理解を、企業の発信に生かします。
WebデザインやEC運用では、商品の魅力を整理し、必要としている人にどう伝えるかを考えてきました。
今のYouTubeの仕事は、女性と向き合ってきた経験と、商品を伝えてきた経験がつながる場所です。
企業には、商品への思いや、長年培ってきた強みがあります。一方で、顧客が最初に知りたいことは、企業が最初に伝えたいことと同じとは限りません。
例えば、住宅の収納力を伝えるとき。収納の数や広さに加えて、「家族がどこで何を使い、どう片づけるか」を見せることで、住んだ後の暮らしを想像しやすくなります。
私が担いたいのは、こうした企業と顧客の間をつなぐ仕事です。
商品・サービスを理解し、顧客の迷いや比較の基準を整理する。市場や競合の状況も踏まえながら、チャンネルのテーマ、動画の企画、伝える順番を考える。そして、納得につながる場面を撮影し、公開後の反応から改善していく。
企業の皆さまと同じ方向を向きながら、選ぶ人の視点を持ち込む存在でありたいと思っています。
納得して選べる情報を、社会に増やしたい。
女性が、自分の願いや生活に合う選択をできること。
そして、その選択を支える商品やサービスを持つ企業が、必要としている人と出会えること。
私は、YouTubeを通じて、その両方に役立ちたいと考えています。
再生数は、情報を届ける上で大切な指標です。その先で、疑問が解消されたか。自分に合うかどうかを判断できたか。もっと知りたい、相談したいと思えたか。そうした変化も大切にしたいと思っています。
現在は関東を拠点に、まずは都市部の企業との取り組みから、女性の選択に関わる商品・サービスの発信を支えていきます。
一人の納得できる選択が、その人の暮らしを変え、家族や次の世代にもつながっていく。その積み重ねに、仕事を通じて関わっていくことが、Siipi Siipiの目指す姿です。
プロフィール・事業概要
- 屋号
- Siipi Siipi
- 氏名
- 日野 晶
- 肩書き
- YouTube企画・運用ディレクター
- 拠点
- 関東
- プロフィール
- 四人姉妹の長女、二児の母
- 経歴
- 女性専用フィットネスで約7年間、指導・管理職を経験。その後、Webデザイン・EC運用を経て、企業YouTubeの企画・運用に携わる
- 主な支援内容
- YouTubeチャンネル設計、企画・構成・台本制作、撮影・撮影ディレクション、サムネイル企画・制作、運用・分析・改善
- 関連する支援
- 必要に応じたLP制作、HP・EC改善、Instagram運用

